2013年11月下旬 発売
『がんと明け暮れ -記者が綴る10年の記録-』
村串栄一 著
2013 年春から夏まで50回にわたって、東京新聞と北陸中日新聞に掲載された「がんと明け暮れ 記者が綴る10年の記録」が本になりました。新聞連載の最中から大きな反響を呼び、終了直後には特集ページが作られたほどでした。「本にまとめてほしい」 という読者の声に応え、新聞で書き切れなかったがん体験のエピソード、記者物語、ジャーナリズム論などを大幅に加筆しました。
今や2人に1人ががんに罹る時代と言われています。
筆者は胃、食道、咽頭などあちこちに発症しながら10年を生き、現在も元気そのもので、ペンとフラメンコギターを抱えて、取材に遊びに海外まで飛び回っています。
そんなジャーナリストの人生航路を著した作品です。
ぜひご一読下さい。あなたの人生観が変わること請け合いです。
著者紹介
村串栄一
1948年12月、静岡県生まれ。明治大学卒業。中日新聞社入社。中日新聞東京本社(東京新聞)管内の首都圏各支局勤務後、同本社編集局社会部に。司法記 者クラブ、国税庁記者クラブ、JR記者クラブなどを担当。中国・北京留学を経て社会部デスク、司法記者クラブキャップ、事件遊軍キャップなどを歴任。特報 部デスク、写真部長、北陸本社編集局次長の任に当たり、現在は東京新聞編集委員。社会部時代に「リクルート事件」「金丸脱税事件」「金融機関の総会屋利益 供与事件」などで活躍。著書に『検察秘録』『新幹線とリニア 半世紀の挑戦』など。