12日は、夜10時前に眠ったが、13日は午前1時過ぎに目が覚めた。ここ20年近く午前2時前後に必ず一度目が覚める。階下に降りソファーに横たわって、ずーとテレビを見ていた。なんとも言えない辛い光景が次々と映し出される。どこも深夜放送を続けている、と思ったらいつも独自路線を行く民放一社は「新しい情報が入り次第お伝えします」と静止画面で済ませている。「それなら節電のため放送を中断してしまえばいいのに」と思ってしまう。

 今日は娘の野球練習も中止。昨晩チームの幹部たちの間で相当論議があったらしい。そのやり取りがメールからもよくわかる。娘は一昨年の夏から少年野球チームの「Y浜キッズ」に入れてもらっている。女の子は一年上のM子ちゃんと2人だけ。練習は毎週日曜日の午前6時半から9時半まで、B相中学・高校の第二グラウンドを使って行われる。監督、コーチ陣には社会人野球のN石OBたちや甲子園出場経験者がいて、短時間・効率的・高技能がウリで、今年もウインターリーグ無敗の強さだ。慢性的な練習時間不足が悩みの種だが、そのチームにあっても、やはりこのような状況で野球をやるのは好ましくないと判断したようだ。実は午後から横浜スタジアムに「日本ハム VS ベースターズ」戦を見に行く予定でチケットも買っていた。斎藤祐樹君が先発するというので、ユーちゃんファンの家人や娘はとても楽しみにしていた。しかしこれも中止と決まった。「まぁ犠牲になった人たちのことを考えれば、初七日を過ぎるまでは喪に服した方がいいね」と娘に話す。

 朝8時半過ぎにスーパーへ買い出しに行く。普段は土曜日に行くのだが、昨日家人は余りの客の多さに圧倒されて、そのまま母親の看護に行ってしまったらしい。そこで今日は早朝空いているうちにとなったのだが、着いてみてびっくり。溢れんばかりの人、ひと、ヒトである。どうやら次の地震に備えて買いだめしておこうという作戦らしい。そういえば昨日の「Mエツ」も同じ状態だったことを思い出し、普段より多く買いそうになって家人に窘められる。確かに納豆6個はいらないか。3人家族なのでいつもの2倍買おうとしてしまった。結局、昨日売切れてなかった牛乳を1本多めに買った程度で普段と変わらない買い物だったが、ついつい気が引けてお酒は避けてしまった。

 店を出ると、傍には山のように食糧を買っていく夫婦や車を横付けにして積み込む家族連れがいて、うちは大丈夫かなとちょっと不安になる。しかし、1973年~4年の狂乱物価も「モノ不足」を煽られた結果だったことを思い出せば、ここはぐっと我慢だ。

 帰る途中、BS放送局の役員が「コマーシャルを入れられないから大変なんだよ」とケータイに電話してきた。確かに歌舞音曲やコマーシャルは、民放とはいえ憚られるんだなと妙に納得する。ところが昼過ぎテレビをザッピングしていて「えっ?」と大きい声を出してしまった。なんと独自路線を行く民放では、骨董鑑定番組をやっている。すごい。他の民放は災害報道を続けているが、どういう判断で、どの時点で普段の番組に切り替えていくのか興味がある。判断は社の自主性だし、その社の「放送番組基準」にもよるのだが、それにしても「坂本冬実はないだろう・・」と歌番組をチラリと見て、すぐに他の災害特番に切り変えた。

 節電を呼び掛けているのに、ノーテンキにブログを書いているのもいかがなものかと思うので、当面掲載を中止します。いまも震度4の地震がありました。お互いに気をつけましょう。被災者の皆さん、言葉がありません。亡くなられた方々、心よりご冥福をお祈りいたします。
(3月14日)